オーガニック(有機農法)ワインと一言で表しても、様々な理念・哲学・思想に基づいて栽培されています。
それらの理念を表す一つの指標が認証です。
簡単に一部のメジャー認証とその他栽培理念についてご紹介しますよ。
認証機関
メインラベルかバックシールに認証のマークが入っていますので気になるワインは要チェックです。
2021年以降に採用されたEU圏内の共通のオーガニック認証。
1981年にフランス政府が指針を示し、1985年以降フランス国内で使用されるオーガニック認証。オーガニック材料95%以上、EU圏内で生産・加工されたものに限る。
オーストリアで1993年初認定の国内最初で最大のオーガニック認定機関の認証。
イタリアの代表的な有機栽培認証機関。
国際評価も高い。
スペインのムルシア州の有機農法の組織。
スペインは州ごとに認証機関がある。
ドイツを中心にルドルフ・シュタイナー博士の生物学的自然農法(ヴィオディナミ)を実践している団体。協会は1954年設立。
スイスに本拠を置く認証機関。
オーガニックを必ずしも指すものではありません。
ワイン作りに関わる環境すべてに配慮して行動することに対しての認証。
特に認証はもたないが特徴的な栽培理念
認証がないので探しにくいですが、ワインの説明や店のポップなどで見つけてみてください。
有機農法のひとつです。
規定がないので、生産者の信念次第では上記の認証よりはるかに厳格かつ徹底されている作り手もいます。
有機農法とワイン製法のひとつです。
「ナチュールワイン」とも呼ばれ近年日本でも人気です。
有機農法のひとつです。
月齢や独自のまじない的な要素も加味した葡萄本来の生命力を高める農法。
認証をとらず実践してる農家もいます。
醸造製法のひとつです。
絞った葡萄ジュースに発酵用の酵母を添加しすぐ発酵を促すことをせず、空気中の天然酵母から自然に発酵を待つ。
厳しい管理が必要です。管理不足だと雑菌の繁殖の危険性もある。
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