シェリーってどんなお酒?
スペインのアンダルシア地方で造られる酒精強化ワインです。
上質な白ワインに強いアルコールの蒸留酒を入れ、アルコール度数を上げた(酒精強化)ワインです。
それを独自の製法で長期熟成させたものがシェリー酒です。
シェリーにはいくつかのタイプがあります。
〇フィノ
3~6年熟成させたもので樽熟成の際に樽を満たさず空気に触れる空間を造ることで酸膜酵母と呼ばれる酵母菌が造る膜が出来、独自の香りをお酒にもたらします。
食前酒に向いた爽やかな味わいのものが多いです。
ちなみにサンルカールで造られたフィノはマンサリーニャと呼ばれる。
〇アモンティリャード
琥珀色で柔らかな辛口。フィノとオロロソの中間であるとされ、フィノの熟成タイプとも呼ばれる。
規定アルコール度数は16-22%であり、熟成期間が長いほどアルコール度数も高い。
〇オロロソ
規定アルコール度数は17-22%。フロールなしで酸化熟成しているために色合いが濃く、ブランデーやアメリカンコーヒーに近い。香り豊かで味わいはまろやかであり、コクや力強さが感じられる。
【保存方法】
シェリー酒は酒精強化(フォーティファイド)ワインと呼ばれ、白ワインに強いアルコールを添加して度数を上げることで、栓を抜いた後も長期保存を可能にしたワインです。
ワインのようにすぐに飲み切る必要が無く、栓を抜いたあとでも、直射日光や高温多湿の環境さえ避けておけば、半年以上は美味しく飲めるワインですよ。
シェリー・フィノタイプ
3~6年熟成させたもので樽熟成の際に樽を満たさず空気に触れる空間を造ることで酸膜酵母と呼ばれる酵母菌が造る膜が出来、独自の香りをお酒にもたらします。
食前酒に向いた爽やかな味わいのものが多いです。
ちなみにサンルカールで造られたフィノはマンサリーニャと呼ばれる。
シェリー・アモンティリャードタイプ
琥珀色で柔らかな辛口。フィノとオロロソの中間であるとされ、フィノの熟成タイプとも呼ばれる。
規定アルコール度数は16-22%であり、熟成期間が長いほどアルコール度数も高い。
シェリー・オロロソタイプ
規定アルコール度数は17-22%。フロールなしで酸化熟成しているために色合いが濃く、ブランデーやアメリカンコーヒーに近い。香り豊かで味わいはまろやかであり、コクや力強さが感じられる。