梅雨入り寸前の畑を見せていただきました
畑に近づくといつもいの一番に目に入るのが赤ワイン用葡萄品種のメルロ。
ちょうど6日前に都農ワイナリーのメルロの畑を見せていただいたのでカワイイ葡萄の花が咲いてるのかと思いきや、ビックリ!!
もうしっかり実になってました!!
しかもメルロだけでなく他の品種のシャルドネやゲヴェルツ、ピノグリもしっかり葡萄になってました。
同じ宮崎でも成長がこうも違うのかとホントにびっくり。
香月さんの髭もなかなかの生育具合でした^^
久しぶりに会った香月さんのワイルドな髭にもびっくり^^
相変わらず小まめに畑に入り、病気の元になる枯れた葉や天井のワイヤーに這わせた葡萄の枝や実がうねりながら成長するので、風通し良くするために重なったところをほぐしてあげたり忙しそうに動いておりました。
忙しく畑仕事をしながら、少し前まで葡萄づくりを勉強したいというヨーロッパの研修生を受け入れたりされてた。
本来は予定してなかったが、良い情報も手に入れたというポジティブさ。
うねりながら成長する樹
こういうワイヤーや骨組みパイプに乗ったりした葡萄の房や重なった葉っぱを風通し良くほぐしてあげたり、多すぎる葉っぱをとったり、仕事はいくらでもあるようです。
さしずめ毎日2反ほどの広さのクセっ毛を丸1日かけてブラッシングして解いてあげてる感じかな。大変すぎるT0T
幹の成長にも差がある
葡萄の幹もしっかり成長してるものは6年目でもかなり太くなってました。
フランスでは30年以上の樹齢の葡萄で造ったワインのラベルには「VieilleVIGNE(ヴィエイユ ヴィーニュ)」と表記でき、「樹齢の古い樹から造られたワイン」という特別な表記をすることが出来ます。
香月ワインズのヴィエイユヴィーニュを飲める日が来ると良いな^^
一方で同じ畑でも太さや成長具合の違う葡萄の樹もありました。どうしても成長が悪い時は植え替えたりもするそうです。
今年の生育状況は良いとのこと
綾で葡萄造りを始めて3年目(商品用は2年目)、ようやく見えてきたこともあるとのことでした。
ドルンフェルダーというドイツの赤ワイン用品種に過去数年手を焼いてきたがこの地での収穫のタイミングが計れてきたり、40種類ある品種の中でどれが適してる品種なのか、葡萄の樹に無理させずに育てる方法(2017ヴィンテージはこれでまったく実をつけなかった葡萄の樹があったので大きく収量が減り、やむなく価格に転嫁された)
毎年改善されていくでしょうが、今年は去年よりもっと良いワインが出来そうな期待感を感じさせられる香月さんの言葉でした。