「カスクストレングス」のウイスキーって飲んだことあります?
予備知識もなく、ラベルも確認せずに飲んだらアルコール度数の高さにビックリしませんでしたか?
むやみにアルコール度数を高くしているわけではありまん。
その理由はこういうことです。
≪樽から直出し≫
カスクストレングス = 「樽から出されたままのアルコール度数で、加水されずに出荷されるウイスキー」
というようにウイスキーの専門用語で使われています。
カスク=樽 ストレングス=強い
と直訳するとこうなります。
今風に言えば
「樽のクセがスゴイ~!!」
かな?
樽のニュアンスが強いのではなく
樽から抜き取って、水で割ったりせず、
本来の力強い味わいのまま世に出す
という意味なので少し違うかも^^
≪何も足さない 何も引かない≫
普通ウイスキーは40度くらいの度数です。
樽で寝かせている原酒はもっと高アルコールです(60度前後)
その原酒を加水、つまり水で割って目的の度数にして出荷されます。
そして水で割るので当然量も増します→つまり手頃な価格にもなるわけです。(度数に対してかかってくる酒税も変わります)
しかしカスクストレングスはこの加水を行いません。
なので、度数も高く価格も少し値が張るものも多いです。
それでも多くのウイスキー好きを魅了するのは
無調整のウイスキー原酒そのものの味わいを楽しめるからです。
それゆえにカスクストレングスは特別なウイスキーとして、ウイスキー好き達の高い関心を集めます。
飲みなれて慣れている方には「釈迦に説法」ですが、
好奇心旺盛な初心者の方は
飲み方に気を付けてください。
高濃度のアルコールは
身体に大きな負担がかかります。
酔いも早く突然足元がおぼつかなくなる
なんてこともあります。
必ず、チェイサーの水などを挟んで、
体内のアルコール濃度を
調整するイメージを作りましょう。
スマートに飲むのも大人の粋なスタイルですよ。
ウイスクイー・カスクストレングスの商品