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2020年6月初夏の香月ワインズへ

畑の駐車場前のメルロのお出迎え

2019年ヴィンテージリリース直後に世界的なコロナ禍、今は上手に向き合っていくライフスタイルに舵をとっていますね。

 

2019ヴィンテージの赤が自分達にはすごく良かったです。そのメイン品種のメルロが今年も素晴らしい葡萄の実を付けていて「大丈夫、今年も元気だよ」って言っているようで嬉しくなりました。

初夏の自然の勢力がみなぎる畑

さすがこの時期は無農薬の葡萄園だなと思わせるくらいの樹々や枝葉の勢力。その恵みにあやかる虫たち。

葉が食い荒らされているのはカナブンたちの仕業。葉のぶつぶつは葉ダニだそうです。

青い実も蛾の幼虫なんかが食べにくるので、畑の中には、焼酎や酢が入ったトラップが至る所にありました。

 

ワインの原料を焼酎が守ってるって不思議な構図に少し二ヤケてしまいました。

 

なんにせよ、無農薬の畑を守るのは大変な労力がいると改めて感じました。

主力の白ブドウ品種は好調

白ワイン用品種は好調のようで、シャルドネ、ピノグリ、ゲヴェルツもよい実のつけようでした。

初年度からのあの品種がピンチ

ドイツの赤ワイン用葡萄品種「ドルンフェルダー(香月さんはドンフェルダーと発音)」初年度から頑張っていたけど、毎年、収穫期に実が外れて落ちたり、病気もらったりとトラブル続き、なんと今年もうどん粉病にかかってる部分が出てきたと頭を悩ませてました。もしかしたら、ドルンフェルダーはやめるかも・・・

他のドイツ品種のレギントやアクセントは好調のようです。

今は進むだけ

世界が大変でも自分のやるべきことは変わらない。

 

コロナの影響で中止になったイベントなどを悔やんでましたが、

 

やるべきことに向かってブレずに進む香月さんの姿を確認できた訪問でした。

 

2020ヴィンテージも楽しみ

 

2019ヴィンテージも旨いですよ

2019香月ワインズ・リリースワイン