ワイン受取を兼ねて2019年春の畑を見学
2019年春のメルロ畑
3月13日
宮崎は先週まで雨の多い日が続いてましたが、今週は雨の予報はなく今日は気持ちよく晴れでした。
ちょうど今日は香月ワインズさんのワインの追加発注分を受け取りに来たので、2019年ヴィンテージの葡萄作り直前の畑を見学させていただきました。
畑に行くといつもまず出迎えてくれるメルロの畑
おや?下草が刈られてキレイになってる!?
ビニールハウスの補修をお願いしたら、作業に邪魔になるから刈ってくれと言われたそうです。
ハート型の枝も春の名物
今年もモーゼル式のハート形の枝まとめしてありました。
風通しの良さと枝の絡み合いを軽減させる効果があるとのことです。
これが枝が伸びて葉が茂るとまったく埋もれてしまう光景なので今の時期の醍醐味と言えば醍醐味ですかね。
生命の不思議・接ぎ木って改めてスゴイ!
香月ワインズに足を運ぶたびに「接ぎ木」の効果のスゴさを感じます。
葡萄の生命力の凄さと言っても良いですね。
元の葡萄の樹に別の品種の葡萄の枝を接ぐとその枝の品種の葡萄が出来るわけです。
これが接ぎ木だ!!(怪獣大図鑑みたい)
この葡萄の樹ですが、
なんと3種類の葡萄の樹がつながって1本の樹として成しているのです。
「台木」と呼ばれるアメリカ産の根っこはフィロキセラ(害虫)に強いので主に土台として植えられます。
良質な葡萄を産みだすヨーロッパの品種はフィロキセラ(害虫)に弱いのでこの台木を使用する方法が一般化しています。
台木の次は「ピノグリ」というヨーロッパの白ワイン用品種。
以前はコレを育ててましたが、実の密着度が強く、成長途中で実が割れて病気になりやすいので、途中まで成長した樹を利用して
途中から同じくヨーロッパの白ワイン用葡萄品種「ゲヴェルツトラミネール」の枝を接ぎ木してました。
アメリカの台木から養分を吸い上げ、ピノグリの幹を通って、付ける葡萄の実はゲヴェルツトラミネールになるわけです。
これが成り立つ葡萄の樹って改めて不思議だなあと思いました。
もう芽吹き始めてます
冷たい風はまだ吹きますが、樹はもう芽吹く準備ができてました。
来週には葉や枝が伸び始めるようです。
香月さんより意気込みを一言
いよいよ葡萄作りも3ndシーズンを迎えます。
いろんな思いがあるでしょうが、
一言、抱負というか意気込みをいただきました。
香月さんにご質問事などございましたら当店LINE@やメールから連絡いただければ代行してお聞きできますよ。
宮崎発の魅力的な
無農薬、無添加、天然酵母で造る
自然派ワインを産みだす
香月ワインズさんの事、
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