畑には春の匂いが
いつも香月ワインズのワイナリーに向かう前に畑を覗きに行きます。
まず出迎えてくれるのはメルロの畑。
まだ1月の終わりなのにもう菜の花が咲いていました。
2019年の葡萄造りの準備が着々と
この時香月さんはワイナリーで待っていてくれたのですが、畑には他のスタッフが春目を覚ます前の葡萄の樹の手入れを行っていました。
昨年気になってたメルロ畑の生育が悪かった樹は植え替えたりして環境を変えてました。
問題点に徐々に小まめに対策する姿を見て、
全員参加で精一杯作ろうとしてた初年度からするとさすがに3年目の葡萄造りは少し余裕を感じました。
30年樹齢のあの樹
そして「香月ワインズ」のFacebookページで見たあの30年超の古木のその後の姿を見せていただきました。
30年以上前から近隣で葡萄農家をされていた方からいただいたそうです。
香月ワインズの葡萄の樹齢は5年前後のものが多く、樹齢の高い樹は収量は多くないけど、その分栄養が凝縮されてとても上質な実をつけます。
注)写真は香月ワインズFacebookより使用させていただきました。
畑の各所におられました
畑のいろんなところに幹のしっかりとした樹が植えられてました。
もちろんすぐには実を付けないので数年畑になじむまで時間はかかりますが。
そして一番の長樹齢の彼が畑の奥に席を設けられていました。
新人にして最年長。上座を用意されるとは香月さんの期待の度合いが伺える気がしました。
30年超の彼(樹)と少し先輩の私で、肩を組んで記念写真をマイカくんが撮ってくれました。
ワイナリーへ移動
一通り、畑も見学出来たのでワイナリーへ。
車停めて気づいたんですが、あの草ボウボウだったワイナリー周りがしっかり葡萄園になってました!!
秘密のチャレンジ進行中
今年出荷のセカンドヴィンテージの赤ワインと白ワインの瓶詰めはすでに終了したとのことでした。
なのにワイナリー奥には謎の密封された小タンクが??
前回の訪問時のブログで紹介したあの「オレンジワイン」、はじめは白ワインにブレンドすると聞いてましたが、なんと!!そのままオレンジワインとして瓶詰めするそうです。
しかし、まだ少しエグミが強いので熟成が必要とのことです。
熟成したらどんな味わいになるのか想像しただけで楽しみです。
そしてさらに小さなタンクが!?これは「ブラウンワイン」になるとのことです。
これは今年出荷予定でタンク底の上澄みを使ったものだそうです。
セラー内には出荷を待つワインたちが
ボトルの形がペティアン(スパークリングワイン)ぽくって、コルクではなく王冠だったのでてっきりペティアンも造ったのかと驚いてたら、赤と白でした。
将来的には造りたいと聞いてたので早とちりしました。
今年は昨年の1000本と比べると倍以上の数が詰めることが出来たそうです。
赤ワイン1400本
白ワイン800本
昨年は発売して一ヶ月でほとんど完売状態だったのでありがたいです。
価格も数量が準備できたのもあり、昨年の10800円から7000円台くらいになるとのことでした。
嬉しいテイスティング
なんとテイスティングさせていただけました。
正規品ではないのですが、最後に残った底の部分で製品詰めに使用すると澱が入ってしまうので詰めれなかったワインとのことでした。
香月さんありがとうございます。
よしむらテイスティングレポート
2018アヤルージュ
赤い果実の香り、思ったよりタンニンを強く感じる。アルコール度数は9%ということもあり口当たりは穏やか。
2018ブラウンワイン(仮)
最初のニュアンスは爽やか。香りがすごい。ネクターのような濃い芳香。
味わいはマスカットのような甘さの中にミントのような清涼感を感じた。
いよいよ2018ヴィンテージ2月発売です!!
セカンドヴィンテージは
・2018アヤルージュ
・2018アヤブラン
共に
2月21日(木)発売開始とのことです。いよいよです。