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都農ワイナリー2018年・初夏の畑を見学

実は初の都農ワイナリーの畑訪問

きっかけはfacebookでフォローしていた都農ワイナリーの赤尾さんが5月17日にアップした書き込みからでした。

 

それは可愛らしい小さな花の写真で内容は「シャルドネの花が咲きました」という内容の記事でした。

 

ブドウの花が咲いてるところはちゃんと見たこと無かったので思わず、「見に行けますか?」とコメントしてみました。

 

するとすぐに返事が来て、大丈夫との快い返事でした。

赤尾さん自らが対応してくださいました

さっそく翌日、都農方面へ仕事で向かう予定があったので、アポイントをとりました。

 

アポイント入れたとはいえ、急な訪問に対して赤尾さん自らが畑の案内をしていただけました。

 

ご多忙のところ誠にありがとうございます。

日本の畑ならではの工夫

元々、大陸性気候の乾燥した土壌を好む葡萄。

高温多湿の亜熱帯性気候の日本の葡萄畑には良い葡萄を育てるための様々な工夫があります。

 

特に年間降水量の多い日本、畑に雨が入らないようにビニールハウス、あるいは屋根だけある畑が多いです。

 

そして畑も一見すると手入れのしてない草ボウボウの畑に見えますが、この雑草が土中の水分量をコントロールしてくれる役割を持っているそうです。

 

水分量が多い時は吸ってくれ、少ない時は保湿効果もある優れもの!!

お目当ての花・拝見!

見学させていただいた畑は都農ワイナリー裏にある赤ワイン用葡萄品種「メルロ」の畑。

葡萄の房の先端にびっしりとカワイイ花が咲いてました!

花がおしべでまるで帽子(キャップと呼んでた)をかぶっているようなものがめしべだそうです。

熱心に説明してくださりました

1時間ほどの見学でしたが、終始、葡萄や畑のことに関して熱っぽく語っていただき、こちらからの質問にも丁寧に答えていただきました。

 

・葡萄の樹が一年、どう過ごしていくか

・成長の凄まじさ

・畑の土壌、ヨーロッパの土壌との比較

・そのヨーロッパにあって日本に無いものが逆に和食との相性の良さになるという強み

 

国産ワインの世界の第一線で活躍されている方の話を畑で聞け、感動でした。

 

お忙しいところ時間を割いていただき誠にありがとうございます。