ボトラーズウイスキーとは?

そのままの意味だと「瓶詰め業者」です。

ウイスキーの製造は行わず、蒸留所から原酒を樽ごと購入し、自分(自社)のタイミングで自社ブランドとしてそのままシングルモルトとして、あるいはオリジナルのブレンドを行い出荷する。

 

一見なんでそんな面倒な事するのだろうと思う方もいると思うが、

通常蒸留元ではリリースしないような熟成年数のシングルモルトがリリースされたり、

 

蒸留元ではまずやらないような樽のアレンジがされていて新しい魅力を見つけたり、

 

G&M社に代表されるように、小規模蒸留所が元々瓶詰め設備が無く、ブレンド用としてのみ出荷していた上質なモルトを代行してシングルモルトとして瓶詰めしたり、

 

その他諸々・・・

 

とにかくウイスキーを愛するマニアには嬉しいチャレンジをたくさんしてくれているそんな方々です。

 

【注目のボトラーズブランド】


ダグラスレイン社

ボトラーズ ウイスキー ダグラスレイン ゴードン&マクファイル ハンターレイン モリソンスコッチウイスキー ダンカンテイラー

1948年スコットランド グラスゴーにて創業後、豊富なアイテムやその素晴らしい品質で、世界のモルトラバーを魅了し続ける大御所ボトラーのダグラスレイン(以下DL)社。

 

【注目のウイスキー】


【ゴードン&マクファイル社】

ボトラーズ ウイスキー ダグラスレイン ゴードン&マクファイル ハンターレイン モリソンスコッチウイスキー ダンカンテイラー

ゴードン&マクファイル(以下G&M)社は、1895年に創業した、インディペンデントボトラーの雄です。その長い歴史のほとんどを、シングルモルトスコッチウイスキーのリリースに費やしてきた、まさにパイオニアと言える存在です。

 

同社のその歴史の中で、やはり代表作と言えるのは、1968年にリリースされた「コニサーズチョイス」でしょう。それまでも、「シングルモルト」に重きをおいて、小売店舗で量り売りをしていましたが、このシリーズの誕生によって、日の目を見た蒸留所もありました。当時は家族経営されている蒸留所も多く、このリリースで初めて自分の蒸留所がラベルに印刷しているのを見、感動した方も多かったそう。

 

 


◆ディスカバリー

新しくできた、ディスカバリーシリーズ。

「発見」というその名の通り、全シリーズの中でも最もリーズナブルな、G&M社のシングルモルトウイスキーの入門編として位置づけられています。

 

蒸留所ラベル

各蒸留所がG&M社にのみ公認しているラベルを使ったシリーズ。

 

コニサーズチョイス

「全ての蒸留所に独自の個性とストーリーがある」

というゆるぎない哲学を発信しつづける、G&M社最古のシリーズ。

 


【注目のウイスキー】


【ハンターレイン社】

ボトラーズ ウイスキー ダグラスレイン ゴードン&マクファイル ハンターレイン モリソンスコッチウイスキー ダンカンテイラー

2013年設立。

看板ブランドであるオールド・モルト・カスク(OMC)シリーズが有名。

 

そしてなんとアイラ島9番目の「アードナッホー蒸留所」オーナーでもある「ハンターレイン」社。

 

 

【注目のウイスキー】


【モリソン スコッチウイスキー ディスティラーズ】

ボトラーズ ウイスキー ダグラスレイン ゴードン&マクファイル ハンターレイン モリソンスコッチウイスキー ダンカンテイラー

モリソン スコッチウイスキー ディスティラーズは

元モリソン・ボウモア取締役のブライアン・モリソンとジェイミー・モリソンを中心に

幅広いレンジのウイスキーを輩出しているスコットランドのインディペンデントボトラーです。

(2020年9月1日より「モリソン&マッカイ」から社名変更)

【注目のウイスキー】


【キングスバリー社】

【キングスバリー社】

 キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立され、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、ロンドンに事務所を構えた後も数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきた、インディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)です。

 

創設当初は、モルトウイスキーという言葉すら一般的ではない時代で、現在ではボトラーの代表格ともいえる老舗のゴードン&マクファイル社やケイデンヘッド社が、ようやくその頭角を現し始めた頃でした。 

 

キングスバリー社も、当時よりシングルモルトの魅力や可能性を見出し、ウイスキーの個性を遺憾なく発揮するべく、樽の選定やシングルカスクという概念、流行していたチルフィルタレーションを使用しない姿勢など、強いこだわりを頑なに守ったリリースを続けてきました。その結果、数々の伝説となるボトルやシングルモルトを世に送り出し、ボトラーとしての確固たる地位を確立するに至りました。

 

 

新しいキングスバリー商品は、創設当初のように、「カスクストレングス」と「リミティッドエディション(加水タイプ)」の2タイプをリリース。コンセプトは、「ビンテージ」。

 

スコッチ業界では、主に熟成年数に重きがおかれ、ビンテージの良し悪しで語られることはほぼありません。

しかしキングスバリー社の考えである、その年の様々な要因によって、シングルモルトのビンテージによる特別なキャラクターが存在し、熟成の過程も大いに重要ながら、そのウイスキーが生まれたその瞬間に一番の視点をおきたい、という強いコンセプトが、新たなラベルにはっきりと表れています。

 

【ゴールド=カスクストレングス・シリーズ

 すべてカスクストレングス(=一切の加水をしない、樽出しのままの度数のこと)にてシングルカスクをボトリングしています。ゴールドがかったブラウン色のラベルを使用していることから、キングスバリーゴールドとも呼ばれています。

 

【シルバー=リミティッドエディション・シリーズ

 すべて46%にまで加水をし、度数を落としてシングルカスクをボトリングしています。

グレーがかったホワイトのラベルから、上記カスクストレングスと対を成し、キングスバリーシルバーと呼ばれています。

 


【注目のウイスキー】


エリクサーディスティラーズ】

エリクサー・ディスティラーズは、高級スピリッツを製造し、ブレンダーでありボトラーです。

私たちは私たちは、市場に少しでも可能性があると信じるブランドを作り、美意識の高い美しいデザインと美味しいお酒の組み合わせを追求します。

 

【注目のウイスキー】


【ダンカンテイラー社】

ボトラーズ ウイスキー ダグラスレイン ゴードン&マクファイル ハンターレイン モリソンスコッチウイスキー ダンカンテイラー

本拠地はハントリー。

ダンカン・テイラー社は、その起源をグラスゴーに持ちますが、1938年にビジネスマンのアメリカ人、アベ・ロッセンベルグにより、アメリカ合衆国で設立されました。

 

 

最高のスコッチを作る生産者への深い愛情は、語り継がれているのです。

 

 

無数に所有するモルトストックの中からボトリングに適した樽を選び、熟成の一番良い状態を見極め、冷却ろ過(ノンチル)、カラーリングを一切行わずにボトリングしています。

 

【注目のウイスキー】


【企画物・その他】

中にはマニア心をくすぐる集めていく楽しさもある、シリーズもののラベルのボトラーズウイスキーもあります。いろんな趣向でボトリングされています。

コレクター心わしづかみな要素がたくさんです。

 

【注目のウイスキー】

【ステラーセレクション】